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知能化戦争 -中国軍人が観る「人に優しい」新たな戦争

3,850円

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「超限戦」に続く新しい中国の戦争概念がここにある。 本書は現役の中国人軍人が渾身の力を込めて書いた注目の書。 東アジアの緊張、尖閣諸島の問題を理解するにはまずはここから! 世界が最も注目するこれからの戦争は人を直接殺戮はしない。 しかしその結果がもたらす悲劇は国を崩壊に導く。 ---------------------------------------------------------------- 『中国軍人が観る「人に優しい」新たな戦争 知能化戦争』〔訳注:原題『21 世紀戦争演変與構想:智能化戦争』〕は、未来の戦争について理論的により深いレベルで探求し描写している。その内容は斬新で、多くの分析や観点は非常に啓発的であり、取り上げられた資料も非常に詳細かつ正確である。これは工夫を凝らした優れた著作であり、一読の価値がある。--序文より-- -------------------------------------------------------- 龐宏亮(著), 安田 淳(監訳 | 監訳), 上野 正弥(翻訳), 金牧 功大(翻訳), 御器谷 裕樹(翻訳), 木村 初夫(解説), 片岡 力(編集) ISBN:9784909542-33-5 C0031 A5上製 328頁 本体価格:3,500円+税 発売日:2021/4/1 -------------------------------------------------------- ◇龐宏亮(ホウ・コウリョウ)著者 国防大学国家安全学院副教授、戦略学博士、大校(上級大佐に相当)、中国国防大学第 3期優秀中青年教育研究基幹要員、中国人工知能学会会員、テレビ番組『講武堂』特別ゲスト。2004 年に学術書『智能化戦争』を出版。15 の軍事プロジェクトを主宰あるいは参与。軍内外の重要刊行物に 20 余編の論文を発表。 ◇安田 淳(ヤスダ・ジュン)監訳者 1960 年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部教授。1989 年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学。1986 年防衛庁防衛研究所教官。1995 年慶應義塾大学法学部専任講師、1999 年同学部助教授、2005 年同学部教授。この間、1988 ~89 年中国・復旦大学留学。1997 ~ 98 年米国スタンフォード大学訪問学者。専門は軍事を中心とする現代中国の安全保障。主要業績に、「『国防と軍隊の改革』における制度・編制の改編―2015 年の中国人民解放軍」(『慶應義塾大学日吉紀要中国研究』第 10 号、2017 年)、「東シナ海の航空交通管制と安全保障」(慶應義塾大学法学部編『慶應義塾大学創立一五〇年記念法学部論文集 慶應の教養学』、慶應義塾大学出版会、2008 年)、『中国をめぐる安全保障』(共編著、ミネルヴァ書房、2007 年)、「中国の朝鮮戦争停戦交渉―軍事分界線交渉と軍事過程」、(『法学研究』第 75 巻第 1 号、2002 年)、『台湾をめぐる安全保障』(共編著、慶應義塾大学出版会、2016 年)等。 ◇上野 正弥(ウエノ マサヤ)第 1、2 章担当 1985 年栃木県生まれ。立命館大学言語教育センター外国語嘱託講師。2009 ~ 10 年中国・南開大学留学。2016 年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部非常勤講師等を経て、2020 年より現職。専門は現代中国政治、中国現代史。主要業績に「中国共産党の基督教管理政策―1990 年代における管理強化の展開」(『法学政治学論究』第 105 号、2015 年)、「現代中国における基督教の発展と国家」(『アジア研究』第 64 巻第 1 号、2018 年)等。 ◇金牧 功大(カネマキ コウタ)第 3、5 章担当 1992 年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程在籍中。2017 年同大学法学部政治学科卒業。2019 年同大学大学院法学研究科修士課程修了。この間、2013 ~ 15 年フランス Alliance Française de Lyon 留学。専門は現代中国政治史。 研究業績に「一九七九年の『北京の春』に関する一考察」(『大学院法学研究科論文集』第 59 号、2019 年)等。 ◇御器谷 裕樹(ミキヤ ユウキ)第 4、6 章担当 1995 年東京都生まれ。慶應義塾大学法学研究科政治学専攻修士課程在籍中。2019 年同大学法学部政治学科卒業。この間、2016 ~ 17 年中国・北京大学留学。専門は現代中国の宣伝政策、計量テキスト分析。 ◇木村 初夫(キムラ ハツオ)解説執筆 1953 年福井県生まれ。1975 年金沢大学工学部電子工学科卒。現在、株式会社エヌ・エス・アール取締役、株式会社 NTT データアドバイザー。1975 年日本電信電話公社入社、航空管制、宇宙、空港、核物質防護、危機管理、および安全保障分野の調査研究、システム企画、開発担当、株式会社 NTT データのナショナルセキュリティ事業部開発部長、株式会社 NTT データ・アイの推進部長、株式会社エヌ・エス・アールの代表取締役歴任。共訳書に『中国の進化する軍事戦略』(原書房)、『中国の情報化戦争』(原書房)、『中国の海洋強国戦略―グレーゾーン作戦と展開』(原書房)がある。主な論文に「A2/AD環境下におけるサイバー空間の攻撃および防御技術の動向」、「A2/AD 環境におけるサイバー電磁戦の最新動向」(月刊 JADI)等がある。

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