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アマゾンに鉄道を作る 大成建設秘録 電気がないから幸せだった。

2,200円

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1985~6年、大成建設6人衆+1名(派遣労働者の筆者)が南米の小国ボリビアのアマゾン流域の僻地に降り立った。災害でずたずたにされたODA鉄道復旧工事。 次々と起こる予想外のトラブル、鉄道を飲みこむ大自然の脅威、週に1度脱線する列車、ラテンの恋愛、労働者の死、労働者たちの反目とストライキ、日本人内、ボリビア人内の分裂、貨幣経済の浸透による変わり行く村、コカインの売人の流入、そして技術者たちの矜持。 文明と文明、男と女、人と人、国と国、企業と企業、被支配と支配の構造――それら様々な利害の衝突を乗り越えて、果たして鉄道工事は完成するのか? そして援助が去ったあとの村は? 筆者は22年後に現場を訪れ驚きの事実を知る。 大規模援助の現場を描いた唯一無二の作品である。 ----------------------------------------------------- 風樹 茂 (著), 杉原 修 (編集) ISBN:9784909542-46-5 C0033 四六判 並製 352頁 本体価格:2,000円+税 発売日:2023年1月27日 ----------------------------------------------------- 本名は黒田健司。1956 年北海道生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。メキシコベラクルス大学国費留学。中南米への専門商社退社後、ボリビアアマゾン流域でのODAの鉄道建設事業(大成建設)に参画。プロジェクト終了後、中南米、ヨーロッパ、アジアを放浪。帰国後、シンクタンクや研究所にて首相向け政策提言の作成、海外投資と援助の立案、プロジェクト評価、投資計画の立案を行う。その後、作家に転身し、夕刊フジなどでサラリーマン向けコラムを持つ。2008 年より、プラント業界に参画。ベネズエラ、カタールに駐在。40 か国を踏査。2016 年に帰国し、現在は途上国向けテロ対策の援助に従事している。著書に『ホームレス入門(角川文庫、山と溪谷社)、『今日、ホームレスに戻ることにした』(彩図社)、『リストラ起業家物語』(角川新書)、『ラテンの秘伝書』(東洋経済新社)、『ホームレス人生講座』『東京ドヤ街盛衰記』(中公新書ラクレ)、『それでもパパは生きることにした』(青春出版)などがある。

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